暁のかたる・しす

文筆家/編集者・中川大地のはてなダイアリー移行ブログです。

2009-01-01から1年間の記事一覧

【勝負仕事告知4】『クリティカル・ゼロ』予約開始しました

『クリティカル・ゼロ コードギアス 反逆のルルーシュ』版元の樹想社の通販サイトがようやくアップされました! http://www.kisousha.co.jp/geass/通販限定のオリジナルステッカーのデザインもアップされています。銀行振り込みのみなので、手間はかかってし…

【勝負仕事告知3】全力のコードギアス批評本『クリティカル・ゼロ』

『思想地図 vol.4』、おかげをもちまして正式発売前の増刷となりました! ありがとうございます。 そして! ほぼ同時期に並行して作っておりました、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の徹底批評本が、ようやく12/8に発売確定となりました。 CRITICAL ZERO …

特別掲載

父として考える/東浩紀+宮台真司 特集の緊張感と一転、思わず頬が緩まずにいられない非常にハッピーな対談。しかし内容は本質的で、『東京から考える』の問題意識を突き詰めた、地に足ついた分析と提言が素晴らしい。そして実は、ここでの視点は宮崎座談会…

特集・想像力

日本的想像力と成熟/中沢新一インタビュー(聞き手・東浩紀+白井聡) イントロダクションを飾る純思想的な「総論編」。特集全体の「想像力」の幅の広さと深さを示す、巻頭に相応しい歴史的座談。浅田彰・柄谷行人の『批評空間』ラインを出自に持つ東浩紀以…

【勝負仕事告知2】私設『思想地図 vol.4』全記事ガイドコメンタリ

ちびちび読み進めていた『思想地図 vol.4』、ようやく読了。頭から順番に全部読んで、各記事の並びが予想以上に緊密な連関性を醸し出していて、慄然とする。まさに全体を通じて、断片同士がかけ合わさって、全体で一遍のハイブリッドな物語になっているかの…

【勝負仕事告知1】『思想地図 vol.4』に論文&中沢新一ガイド掲載!

ゼロ年代と呼ばれた2000年代も、あと1ヵ月というどん詰まり。いろいろととっちらかった回り道ばかりの10年間でしたが、ようやく滑り込みでセーフというべきか、物書きとして世間様にこれだけは問うておかなければという、自分の世界観の中核をまとめる仕事…

もうひとりの「森」ガール、夏みカンナ表紙のFinal Critical Ride

なんか一昨日は、1ヶ月も前にエントリした森ガールと幻想浮遊系の記事に急にブクマやトラバを沢山いただいてしまってビックリでした。滅多に更新しないこんな過疎ブログが何故!?ってのすら、慣れないものだからわかりゃしないし。 さすが森ガールパワーって…

森ガールと幻想浮遊系〜「森ガール」の元祖は遊佐未森か!?

はずかしながら、先日はじめて、「森ガール」なるファッション・トライブの流行を教えてもらいました。草食系でふわふわワンピでロハスで民族・北欧系入ってて乙女でガーリーでカフェでまったり好きで可愛い雑貨好きで、要は『ハチクロ』のはぐみみたいな不…

【仕事告知】講談社BOX「パンドラ」vol.3に『ひぐらしのなく頃に』論

縁あって、現在発売中の講談社BOXマガジン「パンドラ」vol.3での『ひぐらしのなく頃に』小説版完結特集の評論執筆陣の一人として、「『ひぐらしのなく頃に』が到達したところ 〜「共同性」と「公共性」の相克の果てに〜」を書かせていただきました。パンドラ…

『ザ・レイバー・インダストリー 〜レイバー開発全史〜』目次

■Light and Shadow of LABOR INDUSTRY レイバー産業の光と影 ●最新レイバー「篠原AV-02ヴァリアント」のすべて ●LABOR'S CASE FILE レイバー事件簿 ・No.01 篠原製新OSウィルス混入事件 ・No.02 東京テレポート事件 ・No.03 黒いレイバー事件 ・No.04 自衛隊…

野明も遊馬も出てこない。けれども―――!?

キャラクターではなく「レイバー」というテクノロジーやマクロな社会背景に焦点を当てた本書は、たぶん物語の主人公である泉野明や篠原遊馬といった特車二課の隊員たちの名前が一度たりとも登場しない、初めての『パトレイバー』本だと思います(笑)。(そ…

「失われた10年」ならぬ、バビロン・プロジェクトによって「取り戻された10年」としてのレイバー世界

てなわけで、林氏と永瀬氏という大先輩の虎の威を借りながら(笑)、不肖・中川も編集の一人として全体のディレクションに少なからず噛ませていただきました。 レイバー世界のリアルな考察本を作るということは、『パトレイバー』の物語設定に加え、「現実世…

豊富な描き下ろしリニューアル・イラストで彩る、パトレイバー版『ガンダム・センチュリー』!?

本誌は、学研ムック「歴史群像」シリーズのスピンアウトとして、フィクション世界の歴史をあたかも現実にあったのかのように考証する特別編集企画「アナザー・センチュリー・クロニクル」の第3弾にあたります。ちなみに第1・2弾は一昨年発売の『機動戦士…

【仕事告知】機動警察パトレイバー ザ・レイバー・インダストリー

もしも、ソ連が、崩壊しなかったら? もしも、大震災が、東京湾で起きていたら? もしも、地球温暖化が、ずっと急速に進んでいたら? もしも、ネットやケータイのかわりに、乗用ロボットが普及していたら!?機体カタログ、メカニカルテクノロジー、社会背景と…