暁のかたる・しす

文筆家/編集者・中川大地のはてなダイアリー移行ブログです。

惑星開発委員会『PLANETS Vol.1』に寄稿しました

qyl010212005-12-10

 最近、「週刊野ブタ。」がらみ等でツルむことになった合コンサークル惑星開発委員会さんが12/30冬コミ合わせで出す『PLANETS Vol.1』に、評論「『幻想浮遊系』ポップの時代 〜『虚構の時代』を彩った知られざるオタク系音楽の裏J-POP史〜」を書かせてもらいました。
 告知ページ上は「遊佐未森、ZABADAK、新居昭乃……。内気なボーイズ&ガールズに愛されて止まないビョーキのJポップの魅力に迫る!」なんていうヒネた誌面カラーに沿ったアオリ文をつけられてしまいましたが(笑)、もともとは4年ほど前に某知人のブタ箱…もとい入院暮らしの慰安用途にかこつけて書きつけた私的ライナーノートがベースになっていますので、中身はごくごくベタなフェイバリットアーチストの入門紹介です。最初は14000字ほどもある長大なものになってしまったのを、泣く泣く谷山浩子鈴木祥子を切り落とすことによって9000字まで縮めたものなので(本当はKirche村上ユカKarakVita Novaについてだって触れたかった…)、全長版は残念ながらお蔵入りとなりましたが、ようやく7年前くらいに旧「線引き屋」でこんなん書き送って以来の念願かなって、「幻想浮遊系」の概要をまとめた一般向け布教文書ができたかなというところ。
 たぶん主宰の善良な市民くん以外の参加者は皆、「俺の原稿だけカラー違うよな、浮いてるよな」と思ってるであろう(笑)バラエティ感あふれる本誌、コミケ行かれる方はぜひ手にとってあげてください。ミモラー、ザバダー、アキノーで音楽ジャンル巡りされる貴方もついでに是非(いねーよそんなん)!