暁のかたる・しす

文筆家/編集者・中川大地のはてなダイアリー移行ブログです。

わたし的なすみだ新東京タワー許容の条件

先日の日記コメントの提案にしたがって、よおく前向きにかんがえてみた。

# geroman_suplex 『いっそ通天閣界隈をモデルケースとして、偉い人が一方的に押しやってきた際物建造物をも「想定内です」といわんばかりに文化的必然の賜物のように受け止め、自分たちの郷土愛や民間信仰に取り込んじゃうという(タワーの名前を「さん」付けで呼ぶとか、マスコットキャラを拝むとか)、土着民的居直り&ケレン味に徹した街づくりを目指していくというのはいかがか?

とりあえず、今はなき仁丹塔のごとく、凌雲閣浅草十二階のフォルムを模してくれたらオッケー。
http://www2.odn.ne.jp/yoko-tower/column/asakusa/column-asakusa.htm


まんまとヒュージ十二階ができたら、そのふもとには、関東震災後、玉ノ井に移った花街の80年ぶりの回帰ってことで、歌舞伎町おんだされたフーゾク業者を呼び込んでくれたらさらにオッケー。東武電鉄には「玉ノ井」の駅名を「東向島」に変えるという不見識な歴史抹消の前科があるので、汚名挽回のチャンス!
http://www.geocities.jp/showahistory/history1/07c.html


もっといえば、生家が玉ノ井の旧娼館だった地元出身のクリエイターのプロデュースによる帝国華撃団風イメクラを核に、ありとあらゆる萌え属性に対応したコスプレ風俗テーマパークを開けば、いよいよまるオッケー!! 由緒正しき都市文化の継承と世界最先端のオタク射精カルチャーの創発が融合し、「官」「民」「個」の三大都市意匠形成要因が完璧にマッチした、アキバを越える最強の「趣都」化を果たそうじゃないのよ!!!